カラコンの有効期限ってちゃんと理解してますか?
誰でも手軽に、簡単に目力がアップできるアイテムとして馴染み深いものになったカラコンですが、カラコンには「有効期限」というものが設定されているのはご存知でしょうか?
今回はカラコンを使う人は必ず覚えておきたい有効期限と、カラコンの使用期限についても詳しく説明します。
端的に言うとカラコンにはそれぞれ使用期限と有効期限と呼ばれる日にちが設定されています。
使用期限はカラコンのパッケージを開封したあと、眼球や目に異常なく安心して使用できる期限のことを指します。
一方、カラコンの有効期限というのはパッケージ開封前の状態で、温度や湿度など予め設定された管理方法にて正しく管理した上で安心して使うことのできる期限を指します。
カラコンの有効期限は必ず箱に記載をされているので、購入時にはチェックをするほか、購入してから開けない状態で保管してあっても、長い時間が経ってうっかり有効期限が過ぎてしまっているものは、眼病や思わぬ目への健康リスクが起きる可能性があるので使用しないのが基本です。
有効期限が過ぎたカラコンは、コンタクト部分の素材としての劣化は勿論、着色部分の劣化、目に当たる部分に細かな傷がついてしまっていることもあります。
有効期限が切れて安全に使えない状態のカラコンを無理に使用すると、角膜に傷が付く恐れもあり大変危険です。
また、目の炎症を引き起こすこともあるので、気軽な気持ちで有効期限切れのカラコンを使うのはリスクがあります。
カラコンの有効期限については製品によってバラツキがありますが、およそ2.3年程度に設定されていることが多いようです。
カラコンを購入して保管をする場合、必ず有効期限の長さや期日をチェックしておくのがおすすめです。
また、カラコンの有効期限は一般的にパッケージに「EXP」という形で記載されていることが多いです。
使用期限と有効期限の違いに注意しながら、高温多湿にならないところや、直射日光が当たらないところに適切に管理するのも大切です。
簡単な目元の印象変えアイテムとして身近なカラコンですが、カラコンといえどコンタクトレンズですので、高度管理医療機器の一つです。
安全に正しく使用するために有効期限は必ず覚えておきましょう。