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老眼だけど、カラコンデビューできるのか?

加齢により目のレンズ調節機能が衰え、遠くは見えるのに近くが見えにくくなる症状が「老眼」です。
誰にでも起こる目の老化現象で、個人差はありますが多くの場合が40代で自覚症状が現れます。
老眼になると、老眼眼鏡やコンタクトレンズで矯正する方が多いので、せっかくコンタクトレンズを使うのならカラコンデビューしてみたいと考える方も少なくないでしょう。
しかし、老眼でも使えるカラコンはあるのでしょうか?

●老眼に適したコンタクトレンズ
まずは、老眼になった時に使うコンタクトレンズについて知っておきましょう。
コンタクトレンズでは、近年種類が増えてきた「遠近両用コンタクトレンズ」を使うことが多いです。
遠近両用タイプは、近距離用の度数と遠距離用の度数が、1枚のコンタクトレンズに調節されて配置した構造になっており、付けると近くも遠くも自然に見ることができます。
遠近両用だと、老眼鏡のようにかけたり外したりする必要がないので、煩わしさがなく快適です。
一般的なコンタクトレンズと同様に様々な種類があるので、まずは眼科を受診して自分にあった遠近両用コンタクトレンズを処方してもらいましょう。

●カラコンにも遠近両用タイプはあるのか?
先ほど解説したように、老眼には遠近両用コンタクトレンズが適しています。
このことから、カラコンを選ぶ際に「遠近両用」タイプに的を絞れば、老眼でも付けれるカラコンが見つかります。
しかし、種類豊富なカラコンでも遠近両用タイプはあるのでしょうか?
結論から言うと、「あります」!
なんと2018年に日本初となる「遠近両用サークルレンズ」が発売されており、一般的なカラコンよりは数が少ないですが、徐々に様々なメーカーから発売され増えつつあります。

●まとめ
老眼になると毎日の生活が不便になることもありますが、「遠近両用コンタクトレンズ」を使えば対策をとることができます。
カラコンにも遠近両用タイプはあるので、「せっかくだからカラコンデビューしてみよう!」と、前向きに老眼と向き合うのも良いかもしれません。
相性の良いカラコンと出会うためにも、まずは眼科を受診して相談してみましょう!